- furukawa@chem.keio.ac.jp
- 研究室ホームページ
- 学位
- 博士(工学)
- 主な学部担当科目
- 化学実験第1/分子生物学/自然科学実験/化学B
- 所属専攻・専修
- 基礎理工学専攻・分子化学専修
- 主な大学院担当科目
- 生物無機化学特論
- 研究分野キーワード
- 生物無機化学/タンパク質科学/生化学
研究紹介
生体内に含まれる鉄・亜鉛・銅といった様々な金属は、電子伝達や酵素活性の中心としてタンパク質に結合し、生命現象を維持する上で極めて重要な役割を果たしています。実際、組織・細胞レベルにおける金属イオン動態(取込・感知・運搬・活用・排出)の破綻は、神経変性疾患をはじめとする多くの難治性疾患の発症につながることが提案されています。私たちの研究室では、金属イオンとタンパク質の相互作用や、タンパク質による金属イオン動態の制御メカニズムについて解明するとともに、それらの異常が神経変性疾患を発症させるメカニズムの理解に取り組んでいます。
職歴・履歴
- 1997年3月
- 京都大学工学部工業化学科 卒業
- 1999年3月
- 京都大学大学院工学研究科分子工学専攻修士課程 修了
- 2002年3月
- 京都大学大学院工学研究科分子工学専攻博士課程 修了 (博士(工学)取得)
- 2002年4月
- 日本学術振興会 特別研究員(PD)
- 2003年4月
- 日本学術振興会 海外特別研究員
- 2005年4月
- 米国ノースウェスタン大学化学科 博士研究員
- 2005年6月
- 独立行政法人理化学研究所 脳科学総合研究センター 研究員
- 2007年4月
- 独立行政法人理化学研究所 基礎科学特別研究員
- 2010年4月
- 慶應義塾大学理工学部化学科 准教授
- 2020年4月
- 慶應義塾大学理工学部化学科 教授
現在に至る
この間に以下の職を兼務
- 2001年4月~2002年3月
- 日本学術振興会 特別研究員(DC2)
- 2010年4月~2013年3月
- 理化学研究所 脳科学総合研究センター 客員研究員
業績
【主な受賞】
- 2009年3月
- 日本生物物理学会 若手奨励賞