1少人数授業による徹底した基礎概念の習得
プロフェッショナルへの第一歩
化学科では、化学の本質を深く理解しながら、様々な物質の創造も行える人材を育成する教育を行っています。授業では、理論化学、物理化学、無機化学、有機化学、生命化学といった、化学の各分野の基礎を隅々まで広く学ぶことにより、様々な課題に幅広い視点で対応する力を養えます。また、1学年40人程度での少人数教育により、学生からの様々な疑問にも対処できる密度の濃い指導が可能になっています。
2学生実験
実験スキルとセンスを磨く
化学においては、学問的な深い理解とともに、実験を行うことにより実際に物質を創造したり分析したりする能力も重要です。化学科では、これらの実験の指導においても、1学年の学生約2人あたり1名の教員スタッフがきめ細かい指導を行っています。実験課題も授業と同様に化学の幅広い分野を網羅しており、様々な課題に実験的に対処する方法を身につけられます。
3研究室配属
最先端の向こうへ
化学科の研究室では各分野において世界をリードする研究を行っており、それら研究成果は一流学術誌を通して世界に発信されています。また、複数の大型プロジェクトが進行中で、研究環境においても国内トップクラスを誇ります。卒業研究では、各学生がこれらの最先端の研究に実際に取り組むことにより、化学研究の醍醐味を実感することができます。
4活躍する卒業生
化学科は創設以来、国内外の大学や研究機関をはじめ、有名企業の研究開発分野に多くの卒業生を送り出しています。これも幅広い展開を見通した基礎教育の成果といえるでしょう。
5大学院
化学科を卒業した学生のうち、およそ80%が大学院に進学しています
一般に大学院は、より専門的な知識と技術を習得するところであり、自主性と向上心が求められるところです。そして、基礎的な知識を基に、境界領域を含めたより広範な先端研究に着手し、知識から知恵へと発展させ、国内外の学会に参加して研究成果を発表しています。
また、大学院生には、慶應義塾や日本学生支援機構を含めた様々な機関からの奨学金制度が用意されており、資金面でのバックアップも可能です。
6国際交流
世界から注目される研究
化学科で行われている研究はいずれも世界に向けて発信されており、国際的な学術誌への掲載のみならず、国際学会にも積極的に参加しています。相当数の学生が、国際学会で英語による発表を行っており、講演賞を受賞するケースがたくさんあります。
海外留学・ダブルディグリープログラム
慶應義塾が提供する様々な海外留学プログラム、海外の複数の研究・教育機関との間で行われているダブルディグリープログラムに化学科の学生も参加しています。海外の大学で取得した単位を、慶應義塾の卒業単位として利用できるもので、学部生の期間に長期の留学ができるチャンスが与えられます。詳しくは、国際担当のホームページを参照してください。